2010年6月15日火曜日

6月15日MS 「徳福一致の経営 ~ここに倫理がある~」@横浜市中央


倫理研究所 法人スーパーバイザーの大園義友氏が今回の講師。昨夜の幹部研修に引き続いて氏のお話を伺った。(株)シー・プロダクション取締役会長、鹿児島県の離島、甑島(こしきじま)出身の66歳。

「倒産の危機を乗り越えて」と題する、全国商工会議所女性会連合会の吉川会長の新聞記事の紹介があった。 創業時からいくつもの経営危機を迎えたが、ついに倒産かというとき社長室に飾っていたランの花が次々と枯れていくのに気づいた。ランの花が自分の心のありようを教えてくれている、万物は一体なのだと自分のおごった心を反省し、他人への感謝の念が湧き上がった。それから事態は不思議に好転し立ち直ることができたとのこと。
倫理法人会の根底には「涙」がある。涙を流して自身が生まれ変わる。涙の水滴の中に七色の虹が浮かんでくる。涙を流すようなモーニングセミナーにしてほしい。エネルギーが沸々と湧いてくる。本当に泣ける人、これこそ誠の人。誠の心(赤心)が迸る。
かねてから行きたいと念じていた阿蘇山に案内されて着いたとき、てっぺんに真ん丸い形の虹を見た。思いが叶ったことで、現地の人でも見られない虹を見ることができたのだと思った。

藤田東湖が吉田松陰宛てに送った手紙の中に、「さまざまな国難といえる状況があってもジタバタするな。国民の心がしっかりしていることが大事」。モーニング・セミナーは魂が行きたがる場所でありたい、心のふるさとのようなもの。一週間の自分の心のありようを自身でチェックして、心を切り替えて今日から再出発する場。
今年の倫理法人会の基本方針は自他の救済力を高めることにある。これこそ日本創生の心である。自分が入会して良かったと思うことを人に伝えることが必要。苦難は鬼の面を被った心の応援団である。会員スピーチでも語ってほしい。

電車内で化粧している女性に注意したことを取り上げ、素直に「ハイ」と返事してくれたが化粧の手を止めなかった。批判するのは簡単だが、相手の事情にまで思いを巡らせてみると、いろいろと想像が働いてやむを得ぬことであったかもしれぬなどと、相手の気持ちになって受け止めることができた。

最後に、こちらの会は初めてだが、抱いていた先入観と違い皆さんから教わることが多かったと、講師から励ましのお言葉をいただきました。会長の方針に従って着実に前進していきたいと再確認するとともに、講師のご指導に感謝します。

事務長 萩野宏樹


本日は、山梨県倫理法人会より(有)アクアマリンプラスの佐藤実様のご出席をいただきました。
誠にありがとうございました。

専任幹事 後藤長重

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